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Flipper

Thought it would be nice to take a windsor chair to outdoor.
Flipper made it come true by having steel frame and applying special powder paint for outdoor use.
Changing material on a seat creates flexibility for any scene, outdoor or indoor.
This chair consists of round seat and small size of back.
The stool becomes a chair by having a back ― a basic formation, but an unique character of windsor chair.

ウィンザーチェアを外に連れ出したいと思った。
その思いを実現するため、この椅子はフレームをスティールで構成し屋外仕様の粉体塗装を施している。
そしてまた、使用シーンによって座面の素材を変えることで、屋内でも屋外でも自由に展開していくことかが可能になると考えた。
一方、この椅子の構成方法は、シンプルな丸座のスツールに身体を預ける最小限の背をつけるというイメージがもとになっている。
言わば、腰掛けが椅子になる”瞬間”のようなイメージ。腰掛けに背が付くことで、それに呼応するように座面が傾き、
全体がわずかに変形して「椅子」という形式になっていくのである。
これは、椅子という道具のひとつの”成り立ち”を想起させる、ウィンザーチェアだからこそのデザインと考えている。

DESIGN
Taiji Fujimori(藤森 泰司)
MATERIAL
Powder coated steel, Polyamide + Glass fiber, Veneer Plywood
COLOR
[Frame] Black, White [Seat] Black, White, Green, Light Blue, Pink, Ash Natural, Ash Black, Ash White, Walnut
SIZE
[Chair] W:380 x D:485 x H:430/748 mm [High Chair] W:527 x D:438 x H:710 mm